【完】お人好しな彼に、恋をしました。
「ねぇ、あの人超カッコよくない!?」
「制服だし、もしかしたら同い年かな!?」
周りの、特に女の子たちがざわつきはじめた。
え、ま、まさか……
「琴葉ー!」
ぶんぶんと大きく手を振りながら走ってくる彼。
いやいや、え!?
何でここにいるのとか、真っ先に言って欲しい言葉があるとか、そんなのはもうどうでもよくて。
あぁ、そうか。
私、会いたかったんだ。
「……ハルくん!」