来世で愛し合おう


このまま時間が止まればいいのに


涙が止まらない。

「舞桜…」

「隆一…ごめん、

ごめんね。」


「ほら、舞桜

仕事だろ?


俺は舞桜に愛されてる。

それだけでいいんだ。」


隆一は笑っていた


私はポケットから銃を取り出した


隆一と抱き合ったまま

私はその銃を隆一の背にあてた


「隆一、ごめんね…」


バンッ


隆一は動かなくなった。
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