アップル☆マジック♪プリンセス
「そこってここから近いですか?」


「ん――――......歩いて20分くらいかな?」


「そこ!!今から行かせて下さい!!」


リアンが頼むと、エルは少し難しい顔をした。


何しろもう真夜中。外に出るのは危険だ。


しかし、リアンの真剣な表情を見て、『ダメだ』と即答できるわけがなかった。


少し沈黙が続く。


しばらくし、エルはふぅ......と息を突いた。


「......行ったらすぐに戻る。動物に乗ってくから、ちゃんと掴まっててよ」


そう言って、仕方ないなぁ、という様にニコ、と笑った。


リアンは、


「ありがとうございます!!」


と笑って頭を下げた。
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