ハッピー☆ウエディング
どうしてあたしは慶介の妹にあんなに嫌われてしまったのかな・・・
あたしはベッドに身を投げ出して天井を仰いだ。
とても・・・
かなしそうな目をしてた。
もしかして・・・
彼女は慶介の事――・・・・
あたしは深く溜め息をついて、寝返りをうった。
「あ。」
あたしの目に飛込んで来たのは、初めて慶介に会った日に貰った“婚約指輪”だ。
―・・・チク
急に胸がチクチクと痛みだして、あたしは服の上からそっと手を当てる。
あたしは、指輪から視線をそらし、そっと瞳を閉じる。
“本当にいいのか”
あの観覧車で慶介が言った言葉が、あたしの頭の中で響いて離れなかった。