ハッピー☆ウエディング
それも、当たり前だ。
時計を見ると、すでに12時をまわっていた。
「ごめんねッ・・・なんでもないから!」
顔がどんどん赤くなっていくのを感じた。
『わかった』
「へ?」
一瞬なにを言ったのか、理解できずに変な声を出してしまった。
受話器越しに慶介が、慌しく動いているのがわかった。
「慶介?」
『待ってろ』
そう言って、慶介は一方的に電話を切ってしまった。
あたしは、なんだか信じられなくて、震える手で通話の途切れた携帯をギュッと握り閉めていた。