LOVERS♥HOLICK~年下ワンコと恋をして
「柊は、意外と面食いなのね。


 イケメンさんだわ。


 けど、何処かで会ったことがある様な気がするわ。」



「そんなはずないわ。

 気のせいよ。

 きっと何処にでもいる顔なのよ。」


「そうね。けどどこにでもは言い過ぎよ柊」


「あ、ごめん。」


「いや、いいよ。そう思って貰った方が気が楽だし。」


僕の顔は何処にでもある顔ではない。


けど、露出度の高い男の顔に似ているのだ。

この場で言わないまでも、

今日そのことをちゃんと話すことになるだろう。


どかどかっ

と、大股で歩く足音が聞こえたと思ったら、

いきなりガッと、ふすまが開いて

入って来たのはごついけれど、

どこか雰囲気が柊に似ている人で、

ひと目で柊の父親だと判る。


「柊!」


怒気を含んだ呼びかけに

柊はびくっと肩をすくめた。













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