LOVERS♥HOLICK~年下ワンコと恋をして
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「今日は一日何してたの?」

柊に言われて一瞬沈黙した。

「……ん、別に、

 寝てたかな?」

「そう。」


それ以上何も言おうとしないで、

じっと僕を見つめてから、

はあっ

と大きなため息をついた。

「ど、どうした?」

「ううん。

 何となく……かな。

 彗は……

 ううん何でもない。」

無理して笑う柊に、違和感を覚えて、

手を伸ばして彼女を引き寄せた。


「柊。

 ごめん俺何か不安にさせてる?」


「え?」

「ごめん。

 別に言いたくなくって、ウソついたわけじゃないよ。

 何か面倒だなって思っただけ、

 あ、いやいや、柊が面倒じゃなくって!

 ああ、もうっ

 ごめん!

 今日は出かけてました!」

一気にまくしたてた僕がおかしいようで、

ふふふっ

と彼女が笑った。


「もうっ、何一人でテンぱってカミングアウトしてるのよ!」

「え??え??なんかへんか?

 違った?」


やましいことでもないのに変に隠そうとするからテンパるんだよな。

「ねえ、彗……」

柊は僕の肩におでこを寄せて、

「彗といると癒される。

私すごく幸せよ。

ずっとそばにいたいよ。」








 


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