LOVERS♥HOLICK~年下ワンコと恋をして
。*.。*.。*.。*.。
「ううん……」
「何?」
「ちょっと背中開き過ぎじゃないかな
襟元ももっと控えめにしておけばよかった。」
「彗が絶対これって聞かなかったくせに。
だいたい私はスーツで行こうと思ってたのに、絶対ドレスって言って、
レンタルドレスまで借りるはめになったのよ。」
「うん……そうなんだけどさ、
なんか人に見せるのが悔しくて……」
「ストール巻けば、結構隠れるし
もう時間ないんだからほら、行くわよ!」
今日は、例の陽向の婚約披露パーティ。
なんだか彗は一人で張り切ってて、
まるで自分のことのようにそわそわしっぱなし。
昨日だって、彗に押し切られて、レンタルドレスショップに行かされ、
当然のように付いてきたと思ったら絶対これにしろと、
今着ているドレスを借りる羽目になった。
もう、年甲斐もなくぴらぴらで、恥ずかしいったら、
しかもかなり深くスリットが入っていて、
あちこちがガッツリ開いていて、
慌ててストールも追加で借りたのだった。
「あ、柊そんな大股で歩いちゃダメだよ、
スリットが、ああっ!」
もう、何言ってるんだか?
付き合いきれない。
まるで、花嫁の母のように私の周りをついてまわる彗に
呆れるばかり。
「ううん……」
「何?」
「ちょっと背中開き過ぎじゃないかな
襟元ももっと控えめにしておけばよかった。」
「彗が絶対これって聞かなかったくせに。
だいたい私はスーツで行こうと思ってたのに、絶対ドレスって言って、
レンタルドレスまで借りるはめになったのよ。」
「うん……そうなんだけどさ、
なんか人に見せるのが悔しくて……」
「ストール巻けば、結構隠れるし
もう時間ないんだからほら、行くわよ!」
今日は、例の陽向の婚約披露パーティ。
なんだか彗は一人で張り切ってて、
まるで自分のことのようにそわそわしっぱなし。
昨日だって、彗に押し切られて、レンタルドレスショップに行かされ、
当然のように付いてきたと思ったら絶対これにしろと、
今着ているドレスを借りる羽目になった。
もう、年甲斐もなくぴらぴらで、恥ずかしいったら、
しかもかなり深くスリットが入っていて、
あちこちがガッツリ開いていて、
慌ててストールも追加で借りたのだった。
「あ、柊そんな大股で歩いちゃダメだよ、
スリットが、ああっ!」
もう、何言ってるんだか?
付き合いきれない。
まるで、花嫁の母のように私の周りをついてまわる彗に
呆れるばかり。