LOVERS♥HOLICK~年下ワンコと恋をして
初めてあいつに会ったのは、

友人の結婚式の帰り、

時間合わせで立ち寄った駅前のカフェバーでだった。

連日の残業でクタクタな上、

2次会で嫌な男に言い寄られ散々だった。

「いらっしゃい。」

肩まである髪を束ね、顎鬚を少し残した男

うわっ、チャラッ嫌いっこういう男。

そんな心の声が聞こえたのか、

挑戦的な目でくすりと笑う。

はいはい、そっちだって興味はありませんよんね。

視線をそらして、

椅子に座る。

「カルーアミルク」

どこにでもあるカクテル

メニューを見ずに注文した。

カチャャカチャと

食器の当たる音と、

ジャズのBGMが

心地いい


不覚にも

つい

ウトウトと

夢の世界へ



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