LOVERS♥HOLICK~年下ワンコと恋をして
沈黙してしまった僕に、

泉はふっと笑った。


「そうはいっても、あいつが待ってるとしたら、

 俺じゃないから。

 そんな顔しなくていいさ。」

「当たり前じゃないですか。」

悔しいけれど、

僕は完全に負けている。


それにしても、柊、君は一体どこで何をしているの?

さっきもで確かにあったか筈のぬくもりを

夢なのかと思えるほど不安でたまらなかった。




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