ナンパ男との恋
シャワーを浴びながら
そんな事を考え、

輝樹の昨夜の言葉も
考え込んでしまう・・・


「あれ、春菜ちゃん
来てたの?」

輝樹の部屋に帰ろうとした時
ちょうど部屋を出てきた
正樹くんに会った。

「あ、うん・・・」

「何、こんな時間に
お風呂って
ついに
やっちゃった?」

「へ!?」

「あれ?冗談だったのに
その反応って事は
図星!?」

本当・・・
私ってば・・・

「で、輝樹の体どうだった?」

「どうだったって・・・・」

ものすごく
答えずらい事を・・・

っていうか
それどころじゃなく
私、必死だったし・・・

「輝樹も ついにかぁ~
でも、まぁ
春菜ちゃんに嫌われなくて
これで あいつも一安心だね」

意味が分からない。

「何で私が嫌うの?」

「だって、さすがに
女子高生には 刺激強いじゃん。
ってか、普通
関わりたくないって思うの普通だしさ」

「・・・・何で?」

「え?あれ・・・・
春菜ちゃん
輝樹の体見たんでしょ?」

「見てないよ・・・・
そんな余裕あるわけないじゃん・・」



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