ナンパ男との恋〜総集編〜
現実なんだか
夢の中なんだか
よく分からない感覚だ。

何がどうなって
私は いつの間に
服を着て、
いつの間に
寝てたのかすら
思い出せない。

辺りは真っ暗だし・・・

輝樹は 私の体の上に
片手を置き
気持ち良さそうに寝息たててるし・・・

時計に目をやると
夜の8時だし・・・

ものすごく中途半端な時間に寝てしまって
今夜眠れるのかすら
微妙な所だ。


まだ 自分の中に
輝樹が入ってるような感覚がある。


さすがに、
今日のは・・・・

あんな・・恥ずかしい声を出してしまっていた自分を思い出すだけで
顔が熱くなる。

やっばいくらいに
声が出てた気がする。

っていうか
この家
誰もいなかったんだろうか・・・

もし、いたら・・・・

は、恥ずかしすぎる・・・・

顔なんて
合わせられないじゃないか・・・

あー・・・・・

エッチというものを甘く見てしまってた 昔の自分に
今のこの 恥さらしを教えてあげたい・・・

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