輝く心は空の星
入試が終わると、お母さんが車で迎えに来てくれた。
そして、体温チェック。
車の中で体温計で測ると37.8度。
「絵梨…熱上がったな…」
私の体温計を見てお母さんに伝えた玲が言う。
「辛くないか?」
「うん!全然元気だよ!」
と玲にガッツポーズをしたとき…
……クラッ
突然めまいがして横に座っている玲にもたれかかった。
「おい⁉絵梨大丈夫か⁉」
「………ごめん、ダメかも…」
「あまり無理するな…」
「……うん…」
「このままでいいから、少し寝ろ」
「…………」
私は玲に返事をする前に、玲にもたれかかって寝てしまった。
「玲君…いつもありがとうね…」
「いえ、俺がやりたくてやってるんで」
「絵梨は幸せ者ね…こんなに優しい玲君が側にいてくれて」
「……俺は、絵梨に助けられたので。
今度は俺が助けてやりたいんです」
「あら、絵梨が聞いたら真っ赤になるわよ?きっと♪」
そう言ったお母さんの言葉に、玲も顔を赤くしたことに、私は知らない…