短編集
目次(の予定)

つくられた話相手

私はいじめを受けている…

暴力などはない。

ただ…学校の全員が無視するのだ

クラスメートはもちろん、ほかのクラスの人ほかの学年、さらには先生も私と話そうとしない

初めは少し寂しくてつらかった

でも、今は憎しみの方が強い

この人間達が私に最後にいった言葉

ーお前と話す奴なんていないんだよ!ー

…もし、私とかっこいい人が並んでいたらこいつらはどんな反応をするのだろう?

ふと、思った

…いないのなら創ればいい

その日から私は一週間家に引きこもった

そしてロボットの人間達を作った

こういう作業は私は得意だ

見た目もふれた感触も声も体温も全てロボットのものと思えなかった

とても顔立ちの整った綺麗な人間だ(男)

下校時間にわざとらしく彼と話ながらクラスメートの通る道を歩いた 

クラスメートたちは驚いていた

…まぁ、そりゃあそうだろう

ずっと下にみていた奴が、しかも5日も休んでいていじめに心が折れたと思っていた奴がモデルのようなきれいな人と歩いているのだから

私は思った

ーあぁ、楽しいー

そのロボットは一度創れば2台目からは創るのは簡単だった

毎日違う人間のようなロボットと歩く

段々と慣れて機能がよくなるロボット

ボディーガードの機能もあったし会話の内容も増えていった

そして、一日に創るロボットの数の数十体にもなっていた

そのロボットの数々は何十台…何百台になっていった

ふと、ある日いじめのリーダーと周りの下っ端共にあった

リーダーの命令で下っ端共が私を押した

私は軽くふらついた

リーダーが笑顔になっていた

ロボットの一人が私を支えた

その瞬間私を押した下っ端共が

……死んだ

バンって爆発音と共に

倒れていく下っ端共

ボディーガードの機能が働いてロボットが下っ端共を撃ったのだ

真っ青になっていくほかの下っ端共とリーダー

私は思った

ーいい気味、自業自得だよー

ロボットは周りの人間達も危険と判断したのだろう

近くにいる人間から殺し始めた

気がついたら私以外この町の人間は誰一人生き残ってなくて

………血の海になっていた

私のロボットは赤ちゃんまで殺すのかと関心さながらロボットを誉める

機能がいいロボットは誉めたりすると喜ぶ

可愛い弟(美男)や妹(美女)ができた気分だ

一部のロボットは私と同じ様にロボットを創ることができる

…賢いのだ

…私よりも

…私は一応、全国一位の成績なのに…

…ロボットには叶わない

………ふと、見つけた両親の死体

ーあぁ、死んだんだ…ー

「アハハっ、アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」

笑いが止まらなかった

別に親が死んでうれしい訳じゃあない

私の創ったロボットは私を心配そうに見る

その日からロボット創りに没頭した

私の創ったおよそ百倍の人間が死んでいった

ついに、外国に行って殺し始めたロボット達

ロボットを創るロボット

ロボットを創る私

ロボット達はこの世の人間を殺し尽くした

…私以外は………

そうして創られた地球

ふと、手を切った

そこからは血が出てこなかった

その代わりに詰まっている機械…

ーあぁ、私…ロボットだったんだー

そうして創られた2050年の地球

人類のいなくなったロボットと動物の世界ー

始まりは……

ー『つくられた話し相手』だったー

ーendー










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はい!すみません!

私…文才無いですね(´・ω・`)
 
すみません……

蓮…もっと頑張ります

思いつきで書いてすみませんでした。゚(゚´Д`゚)゚。

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