イケメンヤンキーくん拾いました。
「特にあなたよ‼︎」
そう言いながらビシッと私の方を指差す
「ふぇっ…⁉︎わ、わたし?」
「毎日、毎日レン様に馴れ馴れしく話しかけるなんて許せないわ‼︎
レン様とお話をする時には私たちに許可を得てからにしてくださる?」
「えっと、それは無理だよ…!」
「レン様はみんなの物なのよ!
1人が独占するなんて許されないわ!」
「レン君は誰のものでもないんじゃないかな?」
「あなた‼︎レン様をそんなに馴れ馴れしく呼ばないでくださらないかしら?」
言葉を発しようとした時、隣からドンッと言う音が聞こえてきた
「てめぇ、さっきから聞いてたら好き勝手なことばっかり言いやがって、うぜぇんだよ」
周りの空気ぐピンッと張りつめるくらい低い声でレン君は女の子達に話しかけた
女の子達も一瞬ビクッとした様子だったが、すぐに笑顔に戻りレン君に話しかけた
「私たちはレン様が迷惑してらっしゃると思って…!」