イケメンヤンキーくん拾いました。

「…んなことてめぇらに決められることじゃねぇんだよ!失せろよ、ブス」



その言葉に涙目になった女の子



「…今日はこの位にしておくわ!
だけど九条澪、次は警告だけじゃ済まないわよ!」



そう言い残して女の子たちは教室をあとにした



シーンとした教室の中で結愛ちゃんが私に話しかけた



「何だったのかしら…
あんなの気にすることないわよ」



「うん、そうだよね!
気にしない!レン君も気にしたらダメだからね?」



「あぁ、わかった」



うん、そうだよね!



みんなと、レン君と一緒にいるのが楽しいから




みんなで一緒にいられなくなるなんて嫌だから



誰かに言われてレン君から離れることなんて出来ない







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