イセイレ~乙女ゲームのモブに転生しました~
机にぶつかった額がヒリヒリと痛む。
男子たちよ、お前たちの可愛い子の個人情報が欲しいという気持ちはわかる、わかるよ??
でもね、HRを長引かせてまで聞いた質問はそれか!!!!そんなものは後でやれ後で!!
伏せったままの陽毬に、教卓から雲井は吃驚した様な声色でたずねる。
「お、おい、阿達大丈夫か??」
心配そうな声に、頭を起こすと先生の口はポッカリと開いていた。
『スイマセン先生。あまりの睡魔に一瞬、意識を失いかけました』
嘘ですけどね。