スイーツ×デイズ
すると、佐鳴は小さく“ああ”と答えた。


「中2の頃だよ。同じクラスで、美人で目立つヤツだった。クラス替えの春、一目惚れだった」


大きな空をスクリーンにして、佐鳴のナレーションは始まった。


「速攻、好きだと告白した。OKもらえて、出会って1週間でつきあい始めたんだ」


「そうか」


しばしの沈黙。


ひつじ雲がゆったりと流れている。
< 146 / 159 >

この作品をシェア

pagetop