魅惑の果実
「えっ!? ちょっ……!?」
突然顎を掴まれ、無理矢理顔を右へ左へ動かされ、有無を言わさずバスローブの前を開けられた。
んなっ!
「何なんですか!?」
慌ててバスローブの前をしめ、後ずさった。
何、何、何!?
てかマジ誰!?
「顔と体は合格点。 でも身長がねぇ……」
上から下まで舐め回すように見られ、いい加減カチンときた。
「突然何なんですか!? いくらなんでも失礼でしょ!?」
「だからいいと言うまで風呂場で大人しくしていろと言ったんだ」
呆れ顔の桐生さんが、ドアのところに寄り掛かっていた。
「無茶言わないでよ!! 中々呼びに来ないから、のぼせるところだったんだからね!! 説明もなしに放置し過ぎでしょ!! ってか、だから誰!?」
腕組みして偉そうに立っている女性を指差した。
お風呂上がりに何が楽しくて、こんな息絶え絶えになんなきゃいけないのよ。
勘弁してよ!
「ちょっとぉ、人に指を差すなんて、躾がなってないんじゃないの?」
あんなことしといてよく言うよ!
この非常識女め!!
「姉の京香(きょうか)よ。 宜しくね」
「あ、姉って……え!? えぇ〜!? き、桐生さんのお姉さん!?」
突然顎を掴まれ、無理矢理顔を右へ左へ動かされ、有無を言わさずバスローブの前を開けられた。
んなっ!
「何なんですか!?」
慌ててバスローブの前をしめ、後ずさった。
何、何、何!?
てかマジ誰!?
「顔と体は合格点。 でも身長がねぇ……」
上から下まで舐め回すように見られ、いい加減カチンときた。
「突然何なんですか!? いくらなんでも失礼でしょ!?」
「だからいいと言うまで風呂場で大人しくしていろと言ったんだ」
呆れ顔の桐生さんが、ドアのところに寄り掛かっていた。
「無茶言わないでよ!! 中々呼びに来ないから、のぼせるところだったんだからね!! 説明もなしに放置し過ぎでしょ!! ってか、だから誰!?」
腕組みして偉そうに立っている女性を指差した。
お風呂上がりに何が楽しくて、こんな息絶え絶えになんなきゃいけないのよ。
勘弁してよ!
「ちょっとぉ、人に指を差すなんて、躾がなってないんじゃないの?」
あんなことしといてよく言うよ!
この非常識女め!!
「姉の京香(きょうか)よ。 宜しくね」
「あ、姉って……え!? えぇ〜!? き、桐生さんのお姉さん!?」