魅惑の果実
お昼の時間を過ぎているからか、レストランはたいして混んでいなかった。
「明日香と健人上手くいってるかな?」
「いってるでしょ。 まめじゃない健人がこまめに連絡取ってるって事は、明日香の事結構気になってるんだと思うよ」
「そうなの? なんかホッとした」
そっか、そっか。
お互いいいなって思ってるんだったら、くっつくのも時間の問題かな。
「美月は政臣さんとどうなの?」
「…………」
「上手くいってるよ」その一言が声にならなかった。
頭を過る桐生さんと咲さんの顔。
何度否定しようと何度も同じ事を繰り返し思う。
二人は凄くお似合いだって……。
「俺で良かったら話し聞くよ?」
「何にもないよー。 相変わらず忙しいみたいでさ、中々会えないからちょっと寂しいだけ」
あははと笑って見せても、翔の顔は真剣なままだった。
無理矢理笑顔を作っているのが馬鹿らしくて、視線を落とした。
「……咲さ……瞳さんって女の人知ってる?」
こんなところまで来て、何聞いちゃってんだろ。
雰囲気悪くするの分かってんのにさ。
「明日香と健人上手くいってるかな?」
「いってるでしょ。 まめじゃない健人がこまめに連絡取ってるって事は、明日香の事結構気になってるんだと思うよ」
「そうなの? なんかホッとした」
そっか、そっか。
お互いいいなって思ってるんだったら、くっつくのも時間の問題かな。
「美月は政臣さんとどうなの?」
「…………」
「上手くいってるよ」その一言が声にならなかった。
頭を過る桐生さんと咲さんの顔。
何度否定しようと何度も同じ事を繰り返し思う。
二人は凄くお似合いだって……。
「俺で良かったら話し聞くよ?」
「何にもないよー。 相変わらず忙しいみたいでさ、中々会えないからちょっと寂しいだけ」
あははと笑って見せても、翔の顔は真剣なままだった。
無理矢理笑顔を作っているのが馬鹿らしくて、視線を落とした。
「……咲さ……瞳さんって女の人知ってる?」
こんなところまで来て、何聞いちゃってんだろ。
雰囲気悪くするの分かってんのにさ。