君が好き。2~大好きな彼と結婚する方法~
「ごめんごめん。いや、亜希子も幸せいっぱいだなって思って」
そんな話ができるんだから。
「橘、あまりイライラするもんじゃないだろ?」
「圭吾さん!」
さっきまで高校時代の友人と話していた圭吾さんが亜希子の声に気付いてか来てくれた。
「お腹の子に影響するぞ?」
そう。亜希子は今二人目を妊娠中。
「東野さんに言われなくたって分かってますから」
「お前な、心配してるっていうのに、それはないだろ?」
「まーまー」
一緒に仕事を始めたことをきっかけに圭吾さんと亜希子はすっかり仲良し状態。
たまにはっきり言いすぎる亜希子に圭吾さんはまいってるみたいだけど。
「それにしても信じられないわね、お互い恋敵を披露宴に招待するなんて」
「そうかな?」
「そうよ!最初聞いたときはびっくりしたわよ。大貫さんと副社長を招待するって聞いて」
信じられない。そう私達に投げかける亜希子。
「別にいいだろ?俺達の結婚式なんだから誰を呼ぼうと。それに副社長は上司で奈津美も同じ職場の仲間でしな?」
「はい」
お互い顔を見合わせそう言うと、亜希子からは大きな溜息が漏れる。
そんな話ができるんだから。
「橘、あまりイライラするもんじゃないだろ?」
「圭吾さん!」
さっきまで高校時代の友人と話していた圭吾さんが亜希子の声に気付いてか来てくれた。
「お腹の子に影響するぞ?」
そう。亜希子は今二人目を妊娠中。
「東野さんに言われなくたって分かってますから」
「お前な、心配してるっていうのに、それはないだろ?」
「まーまー」
一緒に仕事を始めたことをきっかけに圭吾さんと亜希子はすっかり仲良し状態。
たまにはっきり言いすぎる亜希子に圭吾さんはまいってるみたいだけど。
「それにしても信じられないわね、お互い恋敵を披露宴に招待するなんて」
「そうかな?」
「そうよ!最初聞いたときはびっくりしたわよ。大貫さんと副社長を招待するって聞いて」
信じられない。そう私達に投げかける亜希子。
「別にいいだろ?俺達の結婚式なんだから誰を呼ぼうと。それに副社長は上司で奈津美も同じ職場の仲間でしな?」
「はい」
お互い顔を見合わせそう言うと、亜希子からは大きな溜息が漏れる。