ハダカの初恋

『当然の結果だよなー。小野寺みたいにガサツな女、めったにいねぇもん』

『そうそう。いつも給食で余った牛乳、ひとりで全部飲んでるしな』

『昨日なんか4つも飲んでたぞ』

『そのうち鼻から牛乳出したりして』

『ありえる~、小野寺なら』


みんなが口々に冷やかす。


当時のあたしは今と違い、ガサツな性格をそのまま出してたから。

誰にも女扱いされていなかったんだ。


『ちょっと、晴人!』


窓のふちに座ってニヤニヤ見ていた晴人に、あたしは勢いよく詰め寄った。

< 10 / 54 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop