ハダカの初恋

食後は運動がてらにゲームセンター。


得意のエアホッケーで勝負を挑んだのに全然勝てなくて、負けず嫌いなあたしのスイッチが入る。


「くっそぉ~……」

「あと1点でまた俺の勝ちだな」

「ここから逆転してやるんだから!絶対にあたしが勝――ぎゃぁっ!」


ムキになりすぎたせいで足を滑らせて、ホッケー台に頭をぶつけてしまった。


さ、最悪……!


痛いわダサいわ恥ずかしいわで、うずくまったままプルプル震えていると。



「――ぶはっ」


突然、晴人が吹き出した。

< 24 / 54 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop