幼い頃の小さな約束
学校が終わり、理沙たちとは途中で別れた。
いつもの帰り道を、歩いて帰る。少し暗くなっていて、どこか怖い。
周りの街灯は、点々としている。
路地に入ると、少し危険な気がした。
近くで大きな話し声が聞こえる。
あたしは出来るだけ見つからないように、端のほうを歩いた。
・・・それでも、駄目だったみたいだ。
「お嬢ちゃ~ん、どこ行くの~?」
突然、間の伸びた声がして、あたしの肩に手が乗った。