代償
帰ってきた。
上時が。
「文香、コーヒー淹れとけ」
上着を乱雑に脱ぎ捨て、お風呂場に入った。

コーヒーですか。
はい。
………ん?!
シャワーの音もする。
………沸かしてからのシャワー!?
どれだけ贅沢な!

というわけで、コーヒーを淹れた。
………あれから約45分。
上がってこない。
………上時、死んだ?
………えぇ!?

お風呂場に近付く。
何も聞こえない。
………死んだ?

「………クッソ………消えねぇ………」
………生きてる。
「あのクソ女………」
………!?
何なんだろ………!?


「………おぉ」
!!!??
ドアを開けた。
無論、上時が。
「………どうした?」
えっとね………。
んっとね………。
「心配したか?風呂が長すぎるって」
上半身裸で何を言う!!
「まぁ、いつもこれくらいだ。気にするな」
横を通って、リビンクに行った。


服着てよ!!
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