掌編小説集

*249.独り立つ大地に広がるのは屍でも惨劇でもなく「無」だった

失うものなんてない

孤独にも慣れた

信じられるものなんて己だけだ


なんて、


自分の事を

粗末にして

「何」を

守れた?
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