掌編小説集

*320.掴める、取り零す事も無く

君が話す未来に


当たり前に

最初からそうであるように


そこに存在している僕



煌めいている君の瞳

その中に描く未来を


探して捜して



2人分の手なら、必ず――――
< 320 / 590 >

この作品をシェア

pagetop