掌編小説集

368.独り置いて逝かないでと私の最初で最後の我が儘に、絶対は無理だが努力すると貴方は応えてくれた。

他人の幸せを願った



自分の居ない世界の平和を願った




けれどそれではダメらしい




逝ってしまった唯一無二が言ったから




だから




自分とあの人と、




みんなと過ごす平和な世界と幸せを願うことにした
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