掌編小説集

*446.「あんな顔、もう見たくないんだよ!」

平気な顔して、

大丈夫なんて言って、


守ってくれてありがとうなんて笑って。






全部無かったみたいな顔だから。




それに甘えてしまったから。



だから、もう。
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