掌編小説集

482.パブリックなクロスボウはマリンスノーのごとく

目を見れなくなった

目を見て話そうとすると聞いてくれない

誰も聞いてくれない

常に迷惑顔

だから

途切れ途切れにしか言えなくなった

目を見れなくなった

信じられなくなった
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