ロールキャベツくんと残念美人女子のその後。
「抜けたところで暇だよな」
「それ思った。向こうで寝てればよかった」
暇そうに伸びをする。
「隆裕とおんなじクラス良かったじゃん」
「え、何々のろけて欲しいの?」
「興味ねえっつーの。ダチとダチのノロケのどこが得なんだよ」
呆れ顔で言われる。
でも確かに七海から原くんの話を聞くのはどうでもいい。
「アツくん彼女作らないの?」
「いやー、別に欲しくねえかな。今は今で楽しかったりするし」
うわ、なんか意外。
「友情を大切にするタイプね~なるほどね~」