ロールキャベツくんと残念美人女子のその後。



それからどうしてもあたしは菜々子ちゃんから目がはなせない。


視界に入ると逃せない…


先生の荷物をすすんで持ったり


上品に友達と談笑したり


一生懸命勉強してたり




「…お前さ」


たまたま隣にいた陵くんがあたしを見ながら言う。


「最近初瀬川のこと見すぎじゃね?」


「くっばれたか…」



「…はぁ」


!?なんでここでため息!?



「どうかしたの?」


「…俺も女の趣味悪いよなって思っただけ」


「浮気とかしちゃう女の子だもんね、でもさため息は不幸しか呼ばないし、楽しいことも楽しくなくなるし」



そう言うと陵くんは少し笑って



「そうだな。俺の趣味も悪くねえかもな」



なんて呟く。や、多分それは違う。



浮気女は、よくない。うん。








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