ロールキャベツくんと残念美人女子のその後。
「あの生徒会長ヤローもちっとは見直してたんだけどな」
「もっと見直してやってよ」
言い終わると頭の上に手が乗せられた。
「誰があんなの見直すかよ…」
「り、陵くん?」
「……お前もさあ、気付けよな。もっとすがりつきゃいいんだよ。その性格、貧乏くじ引きに行ってんぞ」
陵くんがクスッと笑った。
「鼻水」
「…げ」
お前最高だな、と言って爆笑し始める。
「もー、誰だって泣きゃあ鼻水くら…い」
笑いすぎだ、バカ
「陵くんごめんねいっつも巻き込んで」
「んなもん俺から頭突っ込んでるようなもんだしな」
陵くんがふと自分の両手を見る。
そして、一瞬だけその手が背中に回った気がしたけど、
次の時には何にもなかったような顔で陵くんは笑った。