ロールキャベツくんと残念美人女子のその後。




「あっていうかもう完璧遅刻…」



「ま、たまにはいいじゃん」



やっぱり隆裕の様子絶対おかしい。




よくわからない。




「………」




なんでいっつも何にも言ってくれないんだろ。




なんでいっつも、勝手に解決しちゃうんだろ。




「秋穂?」





「あっごめん…とにかく学校行こう」





自然と繋がれる手に、少しのもやもやは消された。








< 50 / 570 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop