ロールキャベツくんと残念美人女子のその後。




七海が聞いてきたので



「生徒会入った1年の子」


さらっと言うと「ふーん」


なんて言って



「なんかわたしあの子嫌いかも」



ボソリと呟く。



「…まあまあ」



「秋穂、いいの?赤坂のとこいなくて」



そんなことを言われましても。



あんなに楽しそうな二人の間に割って入れるわけないし?



「今日寝る」


ガタッとイスに座った。



「もー朝寝坊したっていうのに」




うるさいうるさい。





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