ロールキャベツくんと残念美人女子のその後。





「お待ちどーさん」


後ろから聞こえる。



肩に手を置きながらたこ焼きを置いてくるからうざったい店員だなと顔を見ると、




「…雅人くん昨日ぶりですね」




「やっぱり秋穂ちゃんか」



客が少ないので立ち止まる雅人くん。




「こんな昼間っから酔っぱらってるおっさんたちの巣窟に来てどうするの、」




「いや、ちょっと人探しで…」




人探し?と首をかしげる雅人くん。



「雅人先輩ナンパすかー?」




ニヤニヤしながらよってきた張本人が、




「あー!」



原くんだった。




「あ?」



雅人くんが金髪やめたから尚更原くんの金髪が目立つ。



「今日何時終わり?」



「あと二時間」



「…は?」



呆然とする、いくらなんでもたこ焼きと杏仁豆腐とカルピスに二時間はかけられない。




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