盲目少女と人斬り集団


以蔵『お茶が入りましたよー、せんせー』


閑梛が作ったお茶を持ち
部屋へ戻ると
桂さんが高杉に組み敷かれ
それを見て
裕が笑い
先生は呆れていた


以蔵『先生、コレは、、、』


桂『い、以蔵くん!!誤解はしたら駄目だっ
これは私が躓いて、、、』


以蔵『桂さんが、、、男色、、、』


僕は完全に放心状態になっているだろう、今、、、
なにがしたいんだ、この人たちは、、、


武市『以蔵、お茶、、、』

先生が〝早く〟とでも言うように手を出してくる

以蔵『あ、すみませんっ』

僕は先生の手にお茶を置くと
桂さんから離れた高杉をみる
いたって真顔な高杉
さっきの、閑梛が見たら
高杉はこの世にはいないだろうな、今、、、

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