俺様生徒会長
うわ~、大変だなぁ。


「でも、なんでそんなその会長サン人気なの?」

「えっと…とりあえずすごいの。」

「すごい?」


すごいってどうすごいんだ?


「成績トップ、運動神経抜群で、容姿完璧な奴に目がいかない女はいないっしょ。」


な、なんかすごい!

というかすごすぎる。


「え、じゃあ2人は?」

「別に。」

「あまり興味が……」


…なんかすごいなこの2人も、色んな意味で。


キーンコーンカーンコーン


チャイムがなったから、あたしたちは席に戻った。


少し会いたいかも、その会長に。
だけど、その後厄介事に巻き込まれるなんて、今のあたしには思いもよらなかった。


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