俺様生徒会長
「違います!」

「え?本当に??」

「本当です!」


なんでそんなことに嘘をつかなきゃいけねーんだよ!!


「そう。じゃあ~……片想いかな?」

「は!?」

「だって葵の見舞いに来たんでしょ?」


黙って頷いた。


「好きでもない子に見舞いなんて行かないでしょ?」

「俺はただ、皆に行けって言われただけで…」

「でもそれは好きじゃないっていう証明にはならないわ。」

「見ず知らずの人にそんなことを言う義理はありません。」

「あ、そうか!まだ自己紹介してなかったわね!私は、水樹 茜(みずき あかね)。葵の姉よ。茜さんって呼んでね!」


葵の姉貴!?

姉貴いたんだ、葵って。


「で、教えてよ!大丈夫よ!このことは葵には言わないし。あ!ちゃんと協力するわよ?お姉さん、一肌脱いじゃうわ!」

「協力なんて別に結構です!」


俺は葵が好きだ。

だが、あいつにはもう彼氏がいる。

好きでも、諦めるしかない。

悲しませたくない。



< 51 / 110 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop