俺様生徒会長
「君って確か、生徒会長の…」


新井が急に俺を見て喋った


「神谷です」


俺は感情を抑え、いつも通りの笑顔で言った


「すいません、先輩。少し遊びでボールを蹴ってたら、そちらの方へ行っちゃって…」


「無理しなくていいよ」


「え?」


「彼女を助けに来たんでしょ?」


そう言って葵を見た


俺は何も言わなかった



「じゃあ俺もうそろそろ行くから」


そう言った新井



「このまま居たらお邪魔だろ?」


そう笑いながら言って去り始めた



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