俺様生徒会長


俺はその態度に腹が立った



「待て」



そう言って俺は新井の所へ行き、胸ぐらを掴んだ



「葵に……言うことねえのかよ」


「……へぇ~、これが君の素なんだ。普段と全然違うけど……生徒会長様がこんな行動して良いわ…」


「俺の素のことはどうでもいい!さっさと答えろ!!」



今は素のことなんてどうでも良かった


バレようがバレなかろうが俺は俺だ


「どうでもいい?そんなわけないだろ。会長がこんな行動してると俺がチクりでもしたら」


「そん時は生徒会の力でお前を捻り潰す」


「ああ、こわっ!まあ別にそんなことしないよ。別に大して君に興味ないから」



……ホントにムカつくヤローだな


それより逃げないから放して欲しいと新井が言ったから、仕方ないから放してやった




< 91 / 110 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop