となりの南くん。

そして連絡網の情報は
素晴らしく当たり、
次の日は南くんが学校へ来た。


ガラッと教室のドアをあけると
私の席の隣でうつ伏せになって
寝ている茶髪の男の子が。

あれが南くんなのかな。


するとみんながぞくぞくと
教室に入ってきた。

クラスに人が入ってくるたんびに
「おっ!南じゃん!
やっと学校来たかー!」
「南くん学校来たー‼やったー!」
「南バイトおつかれー」

とかとかとかとか!
みんななにかしら南くんのことを呟く。

その声を聞いた南くんは
目をこすりながら顔をあげ、
「おはよー!みんな久しぶり。
やっとバイト休みもらえたよ〜」
と言った。


その顔をあげた横顔が
私の目にうつり込んだ。

とてもイケメンな男の子。
朝日の光が南くんを
形どり光っていて綺麗だった。
なんて綺麗な顔してる人だろう。
ついみとれてしまった。


そして南くんは
クラスの友達と少し話すと
またうつ伏せになって寝てしまった。
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