王子様に溺愛中ッッ
王子様に溺愛中ッッ



さっき、友達にきいたら、玲奈はテニス部だって。



だから今、コートに向かってる



玲奈のやつ、まぢでゆるさねぇから




―――――――――――




パコーンパコーン



「あ!俊クン!」


「キャー!え、なんでいるの!?」



ちょっとうるさい…



「あの、そこのきみ」


「ぇ!あたしですか!?///」


「そう。
あのさぁ玲奈さんいるかな?」


「玲奈先輩なら部室におられると思います!」



「ありがとう」


「いっいえっ!///」


―――――――――――


コンコン



「はーいどーぞ?」


ガチャ



「あ、俊クン!」


「あんた、遥に手だしたろ」


「あぁ…そのこと?」


「もう遥に手はだすな」


「なんでー?」


「俺の大切な存在だから」


「…それがムカつくんだよ」



は?




「俊クンは、遥のこと好きなんでしょ?
あたしはそれがきにいらないの!
遥のどこがいーのよ!
あたしのほうが断然綺麗だし、頭もいいのに!」



「遥は、あんたみたいなやつじゃない。
俺は、あんたなんかより遥のほうが可愛いって思うし。
性格だって、遥はあんたみたいにひねくれてない。」
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