ドメスティックバイオレンス【中編】
短大を無事卒業し

七五三のようだといわれたスーツに身を包み

満員電車に揺られるだけで体力を消耗してしまいながら

毎日、会社へと出勤していた




そんな生活にもなれた頃

新人歓迎会と称した飲み会の席で彼と出会った

私より4つ年上の24歳

背が高くスラッとした細身

キリッと鼻が高くカッコイい人だった





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