アニサーコンチェルト♪【番外編】~オレが守るヤツは1人しかいねぇけどっ?!なにかっ?!~

「おはよぅございまーすっ!

っと……
あれ?社長は?」


事務所に入り、ぐるり、中を見渡したが社長の姿がない


「あ、先輩 おはようございます

社長、さっきコンビニに行ってくる、って出ましたよ」


ソファーに座ってアニメ雑誌を読んでいた勝哉が
顔をあげオレの方を向いて言う


「ふーん、そっかぁ…」


スーツケースを入口の隅に置き、勝哉の隣に座った


「な、勝哉 ホントにあいつらとユニット組まなきゃいけねぇの?」

勝哉の読んでる雑誌を覗き込む

ユニットの件は、社長命令ではあるけど
あわよくば、逃れる方法がないか、と、心の隅で思ってる


「そんな、オレだって、イヤですよっ 
あいつら、めっちゃムカつくんで…

でも、オレ思うんですけど、この機会にあいつらギャフンと言わしてやりませんか?

柿谷なんて、アイドル時代の人気でもってるようなもんっすから!」


「そうだよな、合宿となると、発声や基礎から必ずやるしなー」


「はい、あとは今回のスタッフ、
何度か仕事一緒になった人たち多いみたいっす」


「あぁ、そうみたいだな、ありがたいな」


コンコン


ドアがノックされたので

勝哉と、その方向に目をやると……


「失礼しまーすっ!」


ショートカットで
小柄な女性が元気よく入ってきた


ん?だれだ?

なんかのセールスか?



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