アニサーコンチェルト♪【番外編】~オレが守るヤツは1人しかいねぇけどっ?!なにかっ?!~
「なぁ? お前……と……った…ろ…?」
オレの前にいた君塚が、クルリとオレの方を向いた言った
「あ?」
列車の雑音がひどく、何を言ってるのか聞き取りにくかったから
君塚の近くまで寄った
「なんだ?」
繰り返すのをイヤそうな顔をし、君塚はもう一度口を開く
「さっき、お前、怜のコト、笑っただろ?」
さっき? さっきって、なんだ? いったい…
「何のことだ?」
「とぼけんな! ホームでだよっ…」
「ホーム…?」
記憶を巻き戻してみる…
んー…
あぁ…
マナカを思い出して笑ったコトか…?
「あれは…」
オレが言いかけようとすると
「ったく…
なんで、怜がお前らのことまで世話しなきゃなんねぇんだっ!」
イラつきながらオレにぶつけるように言った
なんだコイツ?
あー…
そうか…なるほど…
コイツ…
香坂マネージャーのコト、好きなのか…
なんだ…ただの妬きもちかよ…
そんなんで、恨まれたらこっちが堪んねぇよ…
オレを睨む君塚に詰め寄る
「わりィが、オレ、お前の怜ちゃんにはこれっぽっちも興味ねぇからっ!
オレが笑ったのは、マナカを思い出して笑っただけ!
そんなんで、いちいち呼び出すなっ! ったくっ…」
そう君塚に言って、座席へとまっすぐ向かった
しかし
クールで通ってる君塚も
好きなヤツのコトんなるとあんな余裕なくなるんだ
ま、オレも人のコトいえねぇケドな…