アニサーコンチェルト♪【番外編】~オレが守るヤツは1人しかいねぇけどっ?!なにかっ?!~
レッスンが終わり、先生に挨拶をすると社長が入ってきた
「みんな、おつかれー
午後のファッション誌の取材、1時間ほど遅れるそうだ
時間までは、それぞれ自由に過ごしててくれ
じゃ、お疲れさん」
「「「おつかれさまでしたー」」」
早速、マナカに連絡を入れるため、
オレらに密着して写真を撮ってるカメラマンの早川さんに
預けたスマホを受けとるため
スタジオの後ろにいた早川さんの所へ行った
「早川さん、スマホありがとうございます」
「あ?あぁ…ほれ…」
胸ポケットに入れてたスマホを取り出しオレに渡した
「なんか、結構な回数、ヴァイヴ鳴ってだでぇー」
関西弁で言う早川さんがニヤリとしてた
「え?マジすかっ?!」
スマホの電源ボタンを軽く押してディスプレイを見ると
メールを知らせるアイコンに④という数字が記されていた
すぐに確認すると、やはりマナカからのメール
【これから出発しまーす】
【今、道の駅で休憩してまーす】
【道路、渋滞ちゅー】
【お店に着きましたぁ】
短いメールだけど、ちゃんとデコメってたから頬が緩む
「潤、めっちゃ、ラブラブやんけー?
えぇなぁ…新婚さんは…オレなんて、嫁も娘も
仕事いけー、て邪魔モンやでぇー」
カメラの機材を片づけながら、早川さんが羨ましがった
「そーんな、フツーっすよー
奥さんたちだって、心底そんなん思ってないはずですってー
早川さん、今日もありがとうございましたー」
早く、マナカの声が聞きたいため、早川さんに挨拶し
スタジオを早足で出た