無愛想な彼に胸キュン中





「ってか、コイツがお前らを誘うわけねぇだろ」



――面倒くさそうな声だけど……。
あたしをかばってくれた。



「はぁ?どういう意味だよそれ」



「そのまんま。頭が悪いからわからねぇ?」



「お前……っ!」




グッと青葉の身体が揺れた。


背中越しでもわかる。



「あ、青葉……っ!」



青葉の服を男の子が掴んでるんだ。



だめっ!青葉が危ない!



あたしは怖くてギュッと目をつぶった。



……なのに。



聞こえてきたのは、
震えるくらいに冷たい青葉の声で。



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