無愛想な彼に胸キュン中
「やったぁーまた同じクラスだね澪ー♪」
きゃあーと抱きついてくる唯に笑顔になりながらも、内心沈んでいるあたし。
だって……。
「もーっ。青葉と離れたからって、そんな顔しないの」
青葉と同じクラスになれなかったから。
好きだから、ずっと一緒にいたかったのに……。
よりによって、端と端ってさ、ありえなくない?
せめて隣ならよかったのに!
端と端じゃ授業も重ならないし、全然会えないじゃん!