大嫌いな君へ
「俺の顔になんかついてる?」


佐久間先生が、あたしの視線に気付く。



「ううん。ただ、見てただけ…
あっ、採血終わったんだったらもう戻ったら?先生のおかげで、時間ロスしちゃったし」



「…さらっと、酷いこと言うんだね…」



日頃の疲れが、よっぽど溜まってたのか、さっきからものすごく眠い。


少し、横になりたい…



「じゃあ、僕は行くけど…
何かあったら、いつでも言ってね」



そう言って佐久間先生は、病室を後にした。





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